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資格の種類

資格の種類を以下に示します。本ページは、以下のから職能別資格検定試験詳細規定から抜粋して掲載しており、受験をお考えの方は必ず「職能別資格検定試験詳細規定」を確認の上でお手続きください。


  ●職能別検定試験詳細規定「自然ガイド・登山ガイド」(PDF:390KB)
  ●職能別検定試験詳細規定「山岳ガイド・国際山岳ガイド」(PDF:239KB)
  ●職能別検定試験詳細規定「フリークライミングインストラクター」(PDF:268KB)
  ● 職能別検定試験詳細規定「スキーガイド」(PDF:191KB)

■自然ガイドステージT
国内において無雪期に、人間社会と隣接する里地・里山・山地・高原において自然、歴史、民俗等を解説する自然ガイド行為を行う事ができる。
※自然ガイド単独資格者は、ピークハントが主たる目的となる登山ガイド業務は、行ってはならない。
<活動エリア>
雪の無い時期の高原、山野、里地里山、アクティビティの対象として沢を使う沢あそび。
上高地、尾瀬ヶ原、霧ヶ峰等の高原など。
ただし山岳地においても公共交通手段でアプローチ出来るフィールドでその施設周辺での活動は認められる。 立山弥陀ヶ原、千畳敷カール、白馬八方尾根八方池までなど。

沢あそびとは、容易な沢を利用した行動形態を指し、登山道などに隣接した渓流で行うアクティビティ。 具体的には、PFD(ライフジャケット)やヘルメットを着用するなど安全を確保した上で渕や釜などで泳いだりする行為。
・沢、川に林道または登山道、遊歩道が並行してあること。
・終了点から林道または明確な登山道があること。
・滝がないこと、あるいは滝は容易に高巻き・迂回できること。沢を遡行することはできない。
・渕、釜での行動は許容されるが、足の立たない渕、釜は原則通らない。
 沢登り・沢歩きはできない。


■自然ガイドステージU
国内において四季を通じて、人間社会と隣接する里地・里山・山地・高原において自然、歴史、民俗等を解説する自然ガイド行為を行う事ができる。
※自然ガイド単独資格者は、ピークハントが主たる目的となる登山ガイド業務は、行ってはならない。
<活動エリア>
雪の無い時期の高原、山野、里地里山、アクティビティの対象として沢を使う沢あそび、および積雪期の里地里山。高原、山野は、森林限界を越えない範囲とする。
積雪期の日光戦場ヶ原、霧ヶ峰などの交通機関と隣接する地帯。

沢あそびとは、容易な沢を利用した行動形態を指し、登山道などに隣接した渓流で行うアクティビティ。 具体的には、PFD(ライフジャケット)やヘルメットを着用するなど安全を確保した上で渕や釜などで泳いだりする行為。
・沢、川に林道または登山道、遊歩道が並行してあること。
・終了点から林道または明確な登山道があること。
・滝がないこと、あるいは滝は容易に高巻き・迂回できること。沢を遡行することはできない。
・渕、釜での行動は許容されるが、足の立たない渕、釜は原則通らない。
沢登り・沢歩きはできない。


■登山ガイドステージT
国内の無雪期においての山地・山岳地帯での整備された登山道で、登山ガイド行為を行う事ができる。
<活動エリア>
無雪期の一般登山道。登山地図の実線で示された登山道。アクティビティの対象として沢を使う沢あそび。破線、難路と示された登山道は除く。
テント泊や避難小屋泊も可能。

沢あそびとは、容易な沢を利用した行動形態を指し、登山道などに隣接した渓流で行うアクティビティ。 具体的には、PFD(ライフジャケット)やヘルメットを着用するなど安全を確保した上で渕や釜などで泳いだりする行為。
・沢、川に林道または登山道、遊歩道が並行してあること。
・終了点から林道または明確な登山道があること。
・滝がないこと、あるいは滝は容易に高巻き・迂回できること。沢を遡行することはできない。
・渕、釜での行動は許容されるが、足の立たない渕、釜は原則通らない。
沢登り・沢歩きはできない。


■登山ガイドステージU
国内で四季を通じて整備された登山道において登山ガイド行為を行う事ができる。

<活動エリア>
無雪期の一般登山道。登山地図の実線で示されたコース。アクティビティの対象として沢を使う沢あそび。破線、難路と示された登山道は除く。
テント泊や避難小屋泊も可能。

沢あそびとは、容易な沢を利用した行動形態を指し、登山道などに隣接した渓流で行うアクティビティ。 具体的には、PFD(ライフジャケット)やヘルメットを着用するなど安全を確保した上で渕や釜などで泳いだりする行為。
・沢、川に林道または登山道、遊歩道が並行してあること。
・終了点から林道または明確な登山道があること。
・滝がないこと、あるいは滝は容易に高巻き・迂回できること。沢を遡行することはできない。
・渕、釜での行動は許容されるが、足の立たない渕、釜は原則通らない。
沢登り・沢歩きはできない。

積雪期は、森林限界を越えないで、ロープウェイなど冬季も開設されている施設から2〜3時間の日帰りできる範囲。
例:北八ヶ岳中山峠〜高見石、縞枯山、北横岳まで。天狗岳・硫黄岳は範囲外。



■登山ガイドステージV
国内で無雪期を通じて登山道が示されているコースの登山ガイド行為を行うことが出来る。
 積雪期においては、通年営業を行う施設(山小屋、レストハウスなど)から容易に登山出来る
 領域で岩稜、急峻な雪稜を持たない範囲をガイド出来る。
 但し、スキーガイド分野は別に資格を取得する必要がある。
<活動エリア>
無雪期の一般登山道。登山地図の実線、破線で示されたコース。
テント泊や避難小屋泊を利用する縦走コース、沢歩きなど。

沢歩きとは、基本的には日帰りで、沢を歩きで遡行することを指す。滝の登攀や高巻き、釜の泳ぎがある沢登りではなく、渓谷を歩いて遡行して稜線や山頂を目指す形態とする。
滝を登る場合は、傾斜の緩い斜滝(高低差10m程度)を対象とする。
・沢、川と林道または登山道が隣接してあり、緊急時退避が可能なこと。
・登山道と並行していない場合であっても終了点から明確な登山道があること。
・大きな滝(目安として高さ20m以上)がない。あっても高巻道が明瞭なこと。
・稜線(山頂)まで登山道あるいは明瞭な踏み跡があり登り詰めることが容易なこと。
1日の遡行時間は5〜6 時間程度。沢登りはできない。

積雪期は、山小屋から日帰り可能な容易な雪山登山。
例:天狗岳・硫黄岳、蓼科山、北ア西穂独標まで など。
 詳細については、自然ガイド・登山ガイドにおけるガイド対顧客標準人数比率に係る規定を参照
のこと。


■山岳ガイドステージT
通年の国内山岳と縦走路のある岩稜コース。国内にて一年を通して登山ルートのガイド行為を行うことができる。但し、岩壁登攀、雪稜バリエーション、積雪期の岩稜バリエーション、フリークライミング講習は不可。
<具体的業務範囲例>
無積雪期:西穂〜奥穂縦走、奥穂〜槍縦走、剱岳別山尾根〜北方稜線、北鎌尾根、前穂北尾根、剱岳源次郎尾根、八ッ峰縦走など。
積雪期:八ヶ岳縦走(赤岳〜硫黄岳)阿弥陀岳南稜、北稜、四季を通じた北海道の山々、東北の山々など。
ポピュラーな沢登り(滝の登攀はシングルピッチまで)ルート。



■山岳ガイドステージU
日本国内で季節を問わず全ての山岳ガイドおよびインストラクター行為を行うことができる。

但し、スキーガイド分野は別に資格を取得する。


■国際山岳ガイド
国際山岳ガイド連盟加盟諸国の山岳全エリア。
活動エリアの制限は、各国の法律による。
例:北米(アメリカ合衆国では、労働ビザTビザが必要)



■フリークライミングインストラクター
《インドアクライミングインストラクター》
国内の民間や公営の人工壁においてボルダリングとシングルピッチのスポーツルートでインストラクター、コーチ、講師としての指導行為を有償で行うことができる。

《スポーツクライミングインストラクター》
国内において人工壁、及びフリークライミングの岩場として認識されているエリア(注1)でボルダリングとシングルピッチのスポーツルート(注2)をインストラクター、コーチ、講師として有償で指導行為を行うことができる。
*注1)・アプローチが2時間以内の岩場で一般ガイドブックやクライミング雑誌、山岳雑誌などに掲載された岩場。また未公開の岩場であっても地権者や管理者などの了承を得て使用されている岩場でインストラクションなどの行為が認められている岩場。 
・危急時に救助要請や自力の救助、搬出などの事故対応が可能なエリアであること。
・北、南、中央アルプスやそれに準じた山岳地域の壁は不可。
・シークレットエリアなどで地権者やローカルクライマーの意向に反するところは不可。
*注2)ほぼすべてのプロテクションがボルトで構成されているが、1〜2個のカムディバイスを安全管理のために補助的に使うルートに関してはスポーツルートとみなす。なお、トラッドルートはトップロープのみの指導に限る。但し、旧シングルピッチ資格からスポーツクライミング・インストラクター資格へ呼称変更により自動移行した者は旧シングルピッチ資格での職能範囲を認める。(トラッドのリード指導可)

《フリークライミングインストラクター》
国内において人工壁、及びフリークライミングの岩場として認識されているエリア(注1)でボルダリング、シングルピッチ、マルチピッチのルートを、スポーツルート、トラッドルートを問わずインストラクター、コーチ、講師として有償で指導行為を行うことができる。
*注1)・アプローチが2時間以内の岩場で一般ガイドブックやクライミング雑誌、山岳雑誌などに掲載された岩場。また未公開の岩場であっても地権者や管理者などの了承を得て使用されている岩場でインストラクションなどの行為が認められている岩場。 
・危急時に救助要請や自力の救助、搬出などの事故対応が可能なエリアであること。
・北、南、中央アルプスやそれに準じた山岳地域の壁は不可。
・シークレットエリアなどで地権者やローカルクライマーの意向に反するところは不可。


■スキーガイドステージT
ピッケル、アイゼン、ロープなどを使用せず登高できる雪山で、スキー場・一般道路終点等から登行時間2時間かつ標高差400mの範囲内で斜度30度以下のエリア。
帰路に50m以上の登り返しがないこと。 山中泊は含まない。ガイドレシオ 最大1:8


■スキーガイドステージU
ピッケル、アイゼン、ロープなどを使用せず登高できる雪山で、スキー・スノーボードガイドを行うことができる。
残雪期においては早朝時等のピッケル・アイゼンの利用は許容される。ただしロープの使用が必要とされる地形は除く。
緊急時においてのピッケル・アイゼン・ロープの使用はこの限りではない。
ピッケル、アイゼン、ロープの使用が前提となるエリアは山岳ガイド資格が必要となる。
ガイドレシオ最大1:6