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訪日外国人対応委員会調査報告書

調査報告書(PDF版はこちらから読むことができます)
『野生動物などの観察ツアーおよび情報発信の現状と今後の可能性の検討』

訪日外国人対応委員会では、将来的な日本の観光振興への寄与を想定し、インバウンド向け
登山ガイドの需要に応える基盤づくりをはじめています。

令和元年度には環境省「国立公園等資源整備事業補助金(野生動物観光促進事業)」の助成金を
受け、インバウンドにむけての野生動物観察をテーマとした「ツアーコンテンツの開発・改善」のための基礎研究を行い、野生動物に詳しい外部執筆者(谷山宏典氏、小林百合子氏)に野生動物ツアーの
現状について調査レポートをお願いしました。

調査レポートは、調査対象のエリアを外国人観光客も多く訪れる「上高地」と「立山」に絞り、両エリアにおける野生動物の保護管理体制の実態や、ネイチャーツアー、訪日外国人対応の現状について、また長年にわたり野生動物ウォッチングツアーを実施している軽井沢の「ピッキオ」や、公共施設ながら訪日外国人対応にも力を入れている高尾の「TAKAO 599 MUSEUM」などを先進事例として紹介。
その他、野生動物の保護管理体制や観察の仕組みが確立されているアメリカ国立公園の特徴やネイチャーツアーや安全管理対策の現状と、日本における課題と展望をまとめました。

令和2年度は引き続き、訪日外国人対応の更新研修や簡易マニュアルの整備
インバウンドに向けた情報発信とツアーコンテンツの開発を進める予定です。

活動に関するみなさまのご意見やアイデアもぜひお寄せください。